クレカ決済の15%削減と、客単価170円アップを可能にした「コープ」のハウス電子マネーとは?

生活協同組合コープかがわ

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コープかがわは、香川県内5市3町で15店舗を展開しており、店舗事業のほか、組合員に食品や日用品の注文商品を配達する共同購入事業、組合員どうしの助け合いの保障制度としての共済事業、夕食の宅配など、さまざまなサービスを手掛けています。「想いを言葉に言葉をかたちに」組合員のくらしや豊かな地域社会づくりに貢献できるように、事業活動や組合員活動に取り組んでいます。
ハウス電子マネーは2020年6月、入金機は2020年10月、公式アプリは2021年5月に導入いただきました。

「ハウス電子マネー導入後の効果」について、店舗運営部の杉原さんにお話をお伺いしました。

コープかがわに押し寄せるキャッシュレス化の波

―まずは、弊社のサービスを導入していただいたきっかけについて教えてください。
全国にあるコープでも、キャッシュレス化が進んでいました。コープかがわでも、サービス満足度・利便性の向上のために、キャッシュレス決済を含めハウス電子マネーを導入する必要があると考えていました。
また、交流のあるコープえひめさんからも、ハウス電子マネー機能付き組合員証の利用率が40%を超えている話などを聞いて、コープかがわでも取り組みたいと思いました。

ただ、コストや運用ができるかなどの懸念点があり、実際にはなかなか進んでいませんでした。
話が一気に進んだきっかけは、政府による「キャッシュレス・消費者還元事業」の開始が決まったことでした。

その際、ハウス電子マネーサービスを提供しているいくつかの企業に声をかけて話を聞きましたが、バリューデザインなら四国にある他のコープでの導入実績もあり、安心してお任せできると思ったので、導入することを決めました。

ハウス電子マネーでお得にお買い物ができることをPRするのが大切

―クレジットカードからハウス電子マネーに切り替えて決済比率は変わりましたか?
ハウス電子マネーをスタートしたのは、2020年の6月でした。同月に「キャッシュレス・消費者還元事業」が終わりましたが、その時点でハウス電子マネーよりクレジットカードの利用者の方が多かったので、クレジットカードより手数料が安価なハウス電子マネーの利用を促したいと考えました。

そこで、ハウス電子マネー付き組合証であれば、お得に買い物ができることを大々的にPRしました。
それにより、今まで現金決済だった組合員の方にもハウス電子マネー付き組合証の利用を促すことができ、結果クレジットカードの利用は15%ダウンとなり、ハウス電子マネーの利用割合が増えました。

更にうれしいことに、ハウス電子マネーを利用するお客様は、他の決済手段より客単価が170円アップするということもわかりました。

コープかがわの組合員証は、コープかがわのキャラクター「コーすけ」と、香川の名物「うどん」がデザインされています

ハウス電子マネーの利用促進に、入金機とアプリを導入

―導入後の課題はありましたか?
レジでハウス電子マネーのチャージを行う為、レジでの滞在時間が長くなってしまったことです。そこで、レジの滞在時間の短縮を考えて、ハウス電子マネーの導入から4ヵ月遅れて入金機を導入しました。

レジでのチャージ方法は残しましたが、入金機利用促進キャンペーンを開催し、入金機でチャージした方限定の特典を付けることで入金機の利用率を30%までアップさせることができました。

―アプリを導入したきっかけや、導入後の様子を教えてください。
これからの時代、来店者の利便性を向上し続けることは必須だと感じていました。他のコープでも既にアプリの導入が進んでいたことや、コロナ禍でキャッシュレス化が加速していたことも後押しとなりました。

アプリのリリースの際は、従来のチラシ以外にも、店頭や共同購入の配達の広報物を通じて告知したり、LINEなどのSNSも活用したりして、積極的にお知らせをしました。
結果、半年で3,000人のアプリダウンロードを目標としていたところを、わずか2か月で達成することができました。
アプリを入れたことで、より多くの組合員の皆様に、チラシやクーポンなどのお得な情報を届けられるようになりました。

LINEやSNSを使って積極的にアプリを案内

来店者の利便性を第一に

―最後に一言いただけますでしょうか?
私たちが大切にしているのは、よい食材を提供することはもちろんのこと、来店者の利便性を向上して、皆様に喜んでいただくことです。
常に来店者の声を現場で聞いて、どういうことをすれば改善できるのかを考えています。
これからもその姿勢は変えずに、更に喜んでいただける施策を実行していきます。